12月のヒプノセラピー講座を終えて

月1度のヒプノセラピー講座を昨日無事に終えました。

毎月第四日曜日ですが、今回はクリスマスの日と重なり、それでも全員ご参加誠にありがとうございます☆

 

ヒプノセラピーは魂の解放ですからいろんなことができます。 むしろできないことは無いというほど。

先月の宿題で、せっかくクリスマスの日に講座なので、「ヒプノセラピーでサンタクロースに会ってプレゼントをもらおう」何が欲しいか、何を望んでいるかの宿題を出しました。もちろんヒプノセラピーの誘導で、潜在意識、無意識の中の領域で、プレゼントをもらうことを行います。 

以前も何回かこの時期になると行います。たまにこういった遊び心の誘導をすると生徒の皆さんの表情から楽しいのが伝わってきて、実際効果もあったので今年もと思っていました。

 

しかし生徒の皆さんから聞き出したものの、互いの生徒の皆さん同士の誘導のやりあっことなると、すっかりサンタに会うことよりも、自身の問題、トラウマ、解決したいこと、、、、などの方に皆さんの意識の方向が変わってきたのを感じました。

 

サンタクロースに会う誘導はどこかに行ってしまいました(笑)。

 

でもそれで良いのです、実際の誘導で、自身が解放されたり、新たな気づきを得たり、エネルギーが充電されたりすれば、それはもう毎回ヒプノセラピーでサンタからプレゼントをもらっているようなものですから。

 

ヒプノセラピーは、潜在意識、無意識の領域に入り込むことです。

よって日頃本人の想像していたことが出てくるのであればまだ解放はその先です。

 

本人が自覚していないところ、自分でも思ってもみなかったこと。 これがセラピーによって表面化されて解放を得ることがヒプノセラピーの醍醐味です。

ただ相手の話を聞いて共感するだけではカウンセリングと同じです。

もちろん相手が話を聞いてもらえただけでスッキリする。それは実際あります。

 

でもヒプノセラピーはもっと深い、深いことをするのです。 相手に共感することはヒプノセラピーの目的ではありません。

相手へのアドバイスも励ましも何もかもヒプノセラピーは不要です。

 

ただただ相手からの情報(セラピーで無意識レベルの領域から出てきた情報)を引き出せることを目的として、相手自らが解放することを良しとする。もしくは相手が勝手に自分の都合の良いように書き換えている場合は、それを軌道修正するなどして、本来の目的、解放に導くように実現すべく、誘導する側はいます。 

 

最近は精神が子供の人がよくいるなと感じます。わかってほしい、理解してほしい、自分のことは聞いてもらいたくても相手のことは一切聞きたくない、聞いてもらえないようなら話さないという態度。

 

また、倍速でしか動画を見られない人、また本来本を読める人なのにネットに依存しすぎて本を読まない、いずれ読めない人になってしまう可能性もあります。なんでもググってしまう(思考力の欠如、それが嘘の情報か、正確さも判断できない頭になる)。

これらはせっかち、急ぎすぎ。 すぐに答えが出ないとイライラする。子供のように我慢できない。そんな人が今後もっと増えるでしょう。

 

ヒプノセラピーは、いろんな時間軸を持って旅行するようなものです(過去世、未来世、中間世、パラレルワールドなど)、時間感覚が無くなり自由になり、そして自分自身を理解し解放する、解放したい人に適したセラピーです。

 

共感、励ましや応援、情報など他者に全て救い、答えを求める、求められるのが容易な時代になりました。しかしそれは同時に危うさもある。

自身で自分をケアしていくことを基本として、そこに意味や価値を見出したい人にはヒプノセラピーは向いていますし、潜在的な力と解放を与えてくれるでしょう。

 

ネットが大幅に急速し、益々情報過多の時代に、何が本物で、何が有効で、何が違うのか、、、、などは自らの体験から得た答えが一番です。自らの体験を通して得られた気付きや答えが一番の宝物です。唯一無二のもの。

 

講座の生徒の皆さま、来年も情報過多の時代だからこそ、自らの感覚を通して得られる宝物を増やしていきましょう!

今年もありがとうございます☆