貴重な勉強会

昨日の日曜日は、中野サンプラザで中医学、代替療法を基本とした勉強会がありました。

医師、鍼灸師、学者、介護訪問の会社経営者などの専門家が集まった勉強会に行ってきました。

 

中野サンプラザは5年ぶり。そして中野は和裁教室のお友達と以前勤務していた職場の先輩が住んでいたので、以前よく行ってました。美味しいイタリアンもよく行ってたな〜、懐かしい。 友達は未だスマホを持っていない人。 どうしているかな〜?

 

毎年この勉強会があり、いつも急に案内が来るので、すでに予定があって行けないな〜と思ってました。

しかし今年の夏に、主催者の方が高齢なので元気かしら?とお電話しましたら、10月23日に今年もやりますということで、日程が分かり予定を空けておきました。 主催者は当時83歳の開発者の人。

今は88歳の高齢にも関わらず名古屋までいらしてくださっているのです。なんと有難いこと。しかし1ヶ月前にご病気になり今年は最後になる話を聞き、もうお会いできないのかと思うとすごく寂しい。

 

人は死ぬ時に、その人がどんな人だったのか? どんな生き方をしたのか?が最終的に表れる。

人に尽くしてきた人は、その人が高齢になって命尽きる直前まで、人から慕われて感謝の心がその人に向かって良い死に方をするのだろうなと思う。まさにそのようなお方。

 

11時〜17時までの長時間、よくぞ88歳の身体にも関わらず、お話をしてくださいました。

参加された皆さんが、毎年この高齢の方のお話を聞きに、また自分の職業の専門分野に少しでも生かそうと、知識を得たり、勉強するためにやってきたりする人など。先生の人柄が良いため、集まってくる人も素敵な人ばかり。

 

自分には到底できない人のことを超人と呼ぶのなら、それに相応しいお方でしょう。

 

出会いとは不思議なもの。

 

世界で一つ誰も作れないものを作っているスーパー88歳の開発者で、5年前に行った時は、ビジネスパートナーも東工大の博士だったか、さらに年上の90歳くらいの方で、バリバリ理系なので難しい話もあったが、お二人とも、とても良い顔をしていたのが印象的。

生き方は年齢を重ねるごとに表れる。

 

尊敬できる高齢の方に出会え、命には自分も含めて限りがあるのだということ。 

 

だからこそ今という瞬間が尊く輝く。